2009年 08月 22日
山塘街
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山塘街 [shan tang jie]は今から千年以上遡る唐の時代、
白居易が水路を整備し、できた商業街です。
(白居易と言えば長恨歌や白氏文集で名高い詩人ですが、
科挙という官僚の試験に合格し、蘇州の知事を務めていたのですね。)
今は観光スポットとして、お土産屋さんが軒を並べています。
遊覧船に乗る長蛇の列を見てびっくりしていると、
順番を巡って喧嘩がはじまり収拾がつかなくなりました。
提灯の形が中国っぽくてかわいいです。
ここに来たらお決まりの松鼠桂魚という名物料理を注文しました。
桂魚という淡水魚を油で揚げた甘酢あんかけです。
日本人にはちょっと濃い味ですが、おいしかった。
見事な立ち姿は松鼠(リス)に見立てているそうです。
味より何より、この地でこの姿に辿り着けたことに満足でした。
by aridagio
| 2009-08-22 13:21
| 旅